日頃、インターネットだSEOだとかの
情報をお伝えしている
立場上如何なものかと思いますが、
時代はどんどん便利なツールを
排出していき、暮らしはどんどん楽になる一方です。

でも、
それと幸せって比例しているんでしょうか?

私が子供の頃など、ビデオやスマホやインターネットもなく
夜の家族の娯楽といえば
テレビに限っていたわけです。

当時は楽しみにしている番組などがあり、
時間になっても台所で片付けをしている母親に向かって

『はじまるよーー!』

とか声をかけて一緒に観ていたものです。

それが現代では観たい番組は録画して、
それぞれが都合の良い時間に観る。

確かに時間を有効に使うのに便利ですよね。

便利になってはいますが、
なにかちょっと違うような気がするのです


目先のことに囚われて、
本来の目的を置き去りにしてしまっているのではないかと。

[outline]

買い物はレジャーでなくなった

2017年9月18日 アメリカのトイザらスが
破産申請しました。

直接の原因がネット通販にシェアを
奪われてしまったことにあります。

また、2012年から日本国内の書店の
4割が閉店しているそうです。

因果関係は証明されていませんが、
これもまたネット通販の影響が少ないわけがありません。

今までは

『お店で選んで買う』

インターネットが登場する以前にも通販はありましたが、
それでも買い物は週末の休日に家族で出掛けて
”お買い物”はレジャーでした。

現代では

パソコンやスマホの画面で選んで買う

にお客さんの動向が変化してしまっているのです。

つまりは
買い物がレジャーでなくなってしまった
悲しいですが現実です。

それは幸せなのかな?

でも、それってモノが手に入るだけですよね?
違いますか?

モノが手に入ることが幸せと仰るのであれば
それで良いです。

でもね、私思うんです。
買い物ってもっと楽しくなかったですか

子供にねだられたり
ダダこねられたり
買ってもらえたり
買ってあげたり
買ってもらえなかったり
新たな発見があったり

そして家族でご飯食べてご帰宅

レジャーであり、
エンターテイメントであり、
アドベンチャーでもあったわけです


買った買わないかではなく
一緒に同じ時間を過ごしたことが
幸せ
なんじゃないですか?

その時に買ったものは
思い出の証拠なんじゃないかと思うんですよ。

幸せの時間

もちろん今でも買い物は行きます。

でも、格段に機会は減りました。

忙しいからとか
面倒くさいからとか
天気が悪いからとか

なにかと理由をつけて。

それにはその気になれば、
必要なものがあれば家にいながら
手に入れることができると
考えているせいかもしれません。

そして、インターネットは
スマホから気軽にアクセスできるようになったことから、
時間を奪ってしまう傾向があり、
家族のコミュニケーションの時間が
奪われてしまうと言っても良いかと思っています。

つまり、

便利 = 幸せ

ではないということなんです

未来のビジネスは幸せか?

近い将来、ビジネスのあり方が変わります。
大きく価値観が変わる時代です。

その時、きっと今よりも格段に便利になるとはずです。

便利ではありますが、
幸せであるとは限りません


あなたのビジネスはどうやって幸せを提供できるでしょうか?

もし、今、その施策に取り組んでいたとしても
もう一度見直してみてください。

あなたの施策はお客さんが望んでいることでしょうか?
お客さんが今、望んでいないことであるとすれば
まず間違いなく失敗します。

あなたの独りよがりかもしれません。

まずはお客さんが求めていることを提供する。

そして信頼関係を築いた後に、
本当にあなたがお客さんを幸せにできるサービスを
提供することをオススメします。

便利 = 幸せ ではありませんが
幸せ = 売れるサービス でもありません。

幸せが売れる時はお客さんのニーズが合致した時だけです。


ですので、
短期的な戦略と長期的な戦略を併せ持ち、
ステップアップする施策を考えてみてください。

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